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2024年2月20日火曜日

新しいうたーっ

『愛しくて』

酔いに任せて繋いだ手
握り返してくれるか確かめたりして
ふざけたふりで、平気なふりして
笑っていても、すごく臆病なんだ

淡い期待、熱くなる、とっくに酔いなんか覚めてもまだ
続けていたい、幻になっても
きみとのこの時間が

夜の街、ちりばめたきらめきは
夢が覚めるように、儚く、消えた
確かめられないきみのきもち
知りたくて



愛しくて
愛しくて
しかたない、胸が痛むほど
その横顔そっと眺めて
ただ、きみを想っている

恋しくて
恋しくて
きみを離したくないんだよ
絡ませた指先の
感覚がまだ消えないままで



薄着のこの肩を抱いて
愛の囁き、こぼしたきみの言葉
うっかり喜んじゃって、
その可愛さに、ぼくは惑わされている

わかってる、冗談だって、言い聞かせてきもちごまかして
本気になんて、なるはずないって
強がりでも、言わせてほしい


ゆらゆらと、夜風に吹かれても
消えないまま
この燈火が、小さくぼくの中で弾けている




取り残された心
この坂道を転がして、転がして
きみとの時間が、巻き戻ればいいのに
きみもぼくのことを、思い出せばいいのに



愛しくて
愛しくて
きみを忘れたくないんだよ
高鳴るこの胸も
きみを大切に想った気持ちも

恋しくて
恋しくて
きみを離したくないんだよ
絡ませた指先の
感覚がまだ消えないままで


愛しくて
愛しくて
しかたない、胸が痛むほど
その横顔そっと眺めて
ただ、きみを想っている


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