『もしもの話』
光がさしては、目を細めて
やっぱり、こんな自分じゃ
だめなんじゃないかって
まどわしているのは、過去の自分で
臆病になるのも、愛せたらいいのにな
どうでもいいことに、傷ついたりしても
信じていたい日々が、目の前にあること
つよくはないけど
負けたりしないから
器用じゃないけど
投げ出さないから
どこまでもゆけるさ、きみと
重ね合わせて、ぼくらの日々を
優雅に空を飛ぶ、鳥たちが
太陽を追いかける、その影が
足元をすり抜けていく
掴めないようでも
確かに変わってく
時の流れが
鮮やかに彩ってく
もしもの話で、うめつくした
毎日が、笑い声にあふれて
目を細めて笑う
きみの隣で生きていたい
今日も明日も、その先もずっと
どこまでもゆけるさ、きみと
重ね合わせて、ぼくらの日々を
離さない、あなたがいない
日々は考えられない
そばにいて、かけがえのない
ふたりの日々を
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